Q:出国税とはどのようなものでしょうか?
A:出国税とは国外転出時課税制度のことです。 居住者が1億円以上の対象資産を保有して、日本から国外転出した場合には、その資産の含み益に対して所得税等が課税されるものです。 対象資産とは、有価証券、匿名組合契約の出資の持分、未決済の信用取引・発行日取引・デリバティブ取引のことをいいます。 国外転出までに届出を提出することにより納税猶予制度があります。 また、日本居住者から非居住者へ相続や贈与などにより対象資産の移転があった場合にも、その含み益に対して課税されます。
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