日本本社が海外子会社への出向者のコストを負担するときの税務リスク

Q:当社は日本法人を本社として海外子会社があります。日本法人から海外子会社へ社員を出向させるときにどのような税務リスクが考えられますか?

A:海外へ出向させている社員のコストを日本本社で負担していると、本来海外子会社の業務にかかるコストを負担しているとみなされ、その出向にかかるコストが寄付金としてみなされてしまうことです。税務上の寄付金とみなされれば、一部が損金として処理できず税金が高くなります。またその海外出向者の社員の方の個人の税務処理についても適正に処理する必要があります。

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