[保険のそもそも論] 保険の見直しはホントに必要か?
(ZUUコラム記事より転用しております)
●保険をなぜ見直すのか?
保険を見直す大きな理由の1つが「ライフステージの変化」と呼ばれるタイミングです。では、人生にはどのようなライフステージがあるのでしょうか。
人が生きて行く上では学校、就職、結婚、子育て、老後など、様々なライフステージが存在します。学生のうちから生命保険に入っているという方もいらっしゃいますが、ほとんどの方は社会に出てから結婚や出産をきっかけに加入を検討する方が多いのではないでしょうか。
そのような人生のイベント事がライフステージと呼ばれるものです。
例えば、まだお子様のいない家庭であればそんなに大きな保障は必要ありませんが、お子様が産まれてまだ小さいうちは、万が一のことを考えると手厚い保障の方が安心です。
生命保険はこのようにその時々によって必要な保障内容が変化します。手厚すぎる保障や少なすぎる保障は金銭的なリスクに繋がってしまう可能性が大きいため、保険はライフステージの変化によって見直す必要があるということを覚えておいて下さい。
●医療保障を見直す
医療保障を見直すタイミングは30代半ば頃に検討する方が多いです。またこの時期は健康診断に引っかかったりすることが増えてくる年代です。
では30代半ばの方はどのように医療保険を見直せば良いのでしょうか。
30代半ばで医療保障を見直す一番のきっかけは、生活習慣病と呼ばれるものです。
30代半ばでは高血圧をはじめ糖尿病や脳梗塞、ガンなど様々な病気にかかるリスクが徐々に増加する年代です。
「自分はまだ大丈夫」と考えている方もいらっしゃいますが、近年は若年性の生活習慣病も増えており安心とは言い切れません。中でもガン保険を追加する方はとても多いです。
ガン保険とはガンになった際に入院日額をプラスする保障内容や、ガンと診断されただけで、100万円~300万円程度が保障の対象となるものもあります。30代半ばもしくはそれ以降の年齢で医療保障を見直す際は、生活習慣病リスクを視野に入れて検討しましょう。
万が一生活習慣病にかかってしまった場合、後から保障内容を追加することが難しくなる場合があります。そのため30代半ばで医療保険見直しを検討している方は健康なうちにしか契約出来ない保険があるということも覚えておきましょう。
●死亡保障を見直す
死亡保障を見直す年代の一番多くは30歳前後と50歳前後です。
簡単に言えば「お子様が産まれた時」と「お子様が成人する時」です。死亡保障は大きな保険料になるケースがあるため、上記のライフステージに当てはまる方は死亡保障見直しを検討しても良い時期と言えるでしょう。
お子様を0歳から22歳(大学卒業)まで育てる費用は、学校が公立か私立かによって費用も大きく変わってきますが、平均して約2000万円程度と言われています。
万が一、一家の大黒柱が亡くなってしまった場合、残された家族は2000万円の支出を背負うことにもなりかねません。その為死亡保障に関してはお子様の小さいうちは最低でも1000万~3000万程度が最適と言えるでしょう。
逆にお子様が成人したあとであれば数千万円の保障は必要ありませんので、家族に迷惑をかけない為のお葬式代程度(300万~500万)が最適でしょう。
死亡保険の種類にも定期型、終身型というものがあります。
定期型は期限が定まっている保険ですので、保険料は安いです。
終身型は逆に期限が一生涯の保障となっているため保険料は高いです。
ですから、死亡保険は若いうちは定期型。50歳を過ぎたあたりからは終身型というように保障の内容の見直しを検討してみてもよいかもしれません。
●保険料を見直す
経済的な理由などで保険料を見直したいということもあると思います。もしくは調子に乗って色々な保障を付けてしまったけども、ある程度貯金も出来たし余分な保障を切り捨てたいという場合もあるでしょう。
保険料を削るならば、保険会社の規定にもよりますが、特約(オプション)を外すということも可能です。もしくは入院や手術の際に受け取れる保険金の額を半分にするという手もあります。
しかしここで気をつけなくてはいけないのが、一度保障内容を下げてしまうと、後から再度追加するためには告知や医師の診断が必要になる場合がありその結果によっては追加が難しい可能性があります。保険料を下げたいという時でも状況をしっかりと考え、慎重に取り組むようにしましょう。
●保険の見直しはどこで出来るのか
保険の見直しはコンサルタント、コールセンター、保険代理店など様々な場所で行うことが出来ます。
最近保険の見直しをきっかけに勢力を拡大しているのが、保険市場をはじめとする保険代理店の保険見直し無料診断です。保険代理店はデパートやショッピングモール内などに店舗を構え、数十種類もある保険会社の保険商品の中から、今の保障を参考に最適な見直しプランを提案してくれます。
単一の保険会社とは違い様々な保険会社の商品を上手く組み合わせることで、希望保険料への調整やリスクの分散、保障内容を充実させることが出来る点が魅力です。
もし現在通販やコールセンター経由で契約した保険の見直しを検討しているならば、保険証券を持ってお店に行き、無料で診断を受けてみてはいかがでしょうか。
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