◆◇◆ 行政の動き ◆◇◆

RETIOメルマガ第197号より引用

◆◇◆ 行政の動き ◆◇◆

                  

 

★☆《「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律案」を閣議決定》★☆

空家等の活用拡大、管理の確保、特定空家等の除却等に総合的に取り組むための「空家等

対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律案」が、3月3日、閣議決定されまし

た。

国・自治体には、空家等に関する施策を総合的に策定し、実施する責務が明確化されると

ともに、空家の所有者や管理者には、国・自治体の施策に協力する努力義務が課されること

になります。

また、市区町村長には、放置すれば特定空家(*周囲に著しい悪影響を及ぼす空家)にな

るおそれのある空家(管理不全空家)に対し、管理指針に即した措置を指導・勧告する権限

が与えられ、勧告を受けた管理不全空家等の敷地は、固定資産税の住宅用地特例が解除され

るなどの措置が講じられます。

国土交通省ホームページ

 

★☆《所有者不明土地等対策の推進のための関係閣僚会議の開催結果》★☆

国土交通省は、2月27日に開催された「所有者不明土地等対策の推進のための関係閣僚

会議」において、「空家対策と所有者不明土地等対策の一体的・総合的推進(政策パッケー

ジ)」を報告しました。

空き家と所有者不明土地等は、人口減少や相続の増加等を要因とし、今後も増加が見込ま

れるため、対策の強化が急務となっているところ、地域においては、空き家と所有者不明土

地等が混在し、地域の機能維持や経済活性化を図るために、両対策の連携を進めることが必

要と判断したものです。

また、同会議において、新たな「所有者不明土地等問題対策推進の工程表」が決定されま

した。

国土交通省ホームページ

 

★☆《「不動産ID」を活用したモデル事業及び官民連携協議会の会員を募集!》★☆

国土交通省では、「不動産ID」(令和4年3月ガイドライン策定)の社会実装を加速し、

都市開発・まちづくりのスピードアップ、新たなサービス・産業の創出、地域政策の高度化

等を目指して、「不動産ID官民連携協議会」を設置し、不動産IDのユースケース開発に向

けたモデル事業を実施します。

モデル事業を公募するとともに、不動産ID官民連携協議会の会員を募集します。

応募期限はいずれも4月28日(金)となっており、その説明会を4月5日(水)、6日(木)

にオンラインで開催します。

国土交通省ホームページ

 

★☆《建物状況調査の活用の促進に向けて、制度の見直しの方向性を議論》★☆

宅地建物取引業法について、平成28 年に建物状況調査(インスペクション)の活用の促

進等を内容とする改正が行われました。平成30 年4月の全面施行から5年を迎えたことか

ら、同法の施行の状況を踏まえた今後の見直しの方向性等について、国土交通省は、3月30

日、第40 回社会資本整備審議会産業分科会不動産部会を開催し、議論しました。

当日の配布資料は、以下の国土交通省ホームページに掲載されています。

国土交通省ホームページ

 

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